仙台の住宅相談窓口 いえカウンターです。
一生に一度の大きな買い物、何にどのくらいお金がかかるのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?
建築費以外にかかる「諸費用」を考えていなくて、大幅に予算変更や計画変更をしなくてはならなくなった なんてことが起きてしまっては、理想の住まいを手にすることができません…。
しっかりと事前にかかる費用を理解しておくことで、家づくりを楽しむことができると思います。
マンションや建売住宅、中古住宅など建築後の建物や土地を購入する場合と、注文住宅を購入する場合では、かかる費用も異なります。
それぞれのパターンでの費用の内訳を見ていきましょう。
◇マンション・建売住宅・中古住宅・土地を購入する場合
☑売買契約締結時にかかるもの
・手付金(頭金)
購入価格の10%程度が目安になると言われています。
購入費用の一部となるため、お引渡し時には差し引いた残額を支払います。
・収入印紙
不動産の売買契約書は課税文書となるため印紙税がかかります。
郵便局などで購入をして、契約書に貼付します。
☑決済時(引き渡し時)にかかるもの
・登記費用
所有権の移転、住宅ローンを利用する場合は抵当権設定の登記が必要です。
登録免許税と、司法書士の手続き費用が登記費用の内訳です。
・住宅ローンの諸費用
各金融機関によって異なりますが、事務手数料や保証料がかかります。
・固定資産税の清算金
決済日からその年の12月31日までの日割分を購入者が負担します。
・火災保険料(建物の場合)
お引渡し日から保障が開始できるように、保険契約手続きを進める必要があります。
・仲介手数料(不動産会社へ支払う費用)
購入価格の3%+6万円に別途消費税 が報酬額となります。
・引っ越し費用や家具家電購入費用
◇注文住宅を購入する場合
☑建築工事費用の内訳
・建物本体価格
一般的には「坪単価」で表現されます。基礎や柱、屋根などの構造部分から、フローリングや壁紙などの内装部分、キッチンやトイレなどの設備部分の工事費用が含まれています。メーカーさんによって、含まれている工事内容や仕様が異なるため、確認が必要です。
☞基本的な工事内容から、設備等を変更する場合は変更費用がかかることが多いです。
基本設備が自分の希望に合っているのか契約前に確認しておかないと、
打ち合わせが始まってから、変更費用ばかりで予算が上がってしまうことも…
・附帯工事費用
建物工事に付随する工事費用です。
例)屋外給排水工事(上下水道の整備工事)
仮設工事(足場の組み立てなどにかかる工事)
電気工事(コンセントや照明の設置工事)
・外構工事費
駐車場やお庭回りを整備する費用です。
☑その他諸費用
・登記費用
建物完成後の所有権保存登記、住宅ローン利用時の抵当権設定の登記が必要です。
登録免許税と、司法書士の手続き費用が登記費用の内訳です。
・建築確認や住宅性能評価などの申請手数料
義務である建築をする際の行政からの許可、任意である第三者機関からの建物の評価を得る申請費用です。金融機関によって性能評価の提出を求められることや、補助金等の申請に必要であることもあります。
・印紙代
工事の請負契約書や発注時の変更契約書は課税文書となるため印紙税がかかります。
・住宅ローンの諸費用
各金融機関によって異なりますが、事務手数料や保証料がかかります。
・火災保険料
お引渡し日から保障が開始できるように、保険契約手続きを進める必要があります。
☑住宅ローンには原則含められない費用
・地鎮祭・上棟式の費用
工事前の安全祈願の地鎮祭、棟上げのお祝いの上棟式の費用です。
☞最近の傾向として地鎮祭は行うけど、上棟式は行わない方が多いです。
上棟式の代わりに、ご挨拶として、ご建築いただく大工さんへ差し入れをするのもいいのではないでしょうか。
・引っ越し費用や家具家電購入費用
引っ越し費用や引き渡し時に設置してあるエアコンやカーテン、照明器具以外について
金融機関によっては住宅ローンに含めてもらえないこともあります。
☞住宅ローンに含めたい場合は、既存ローンなどを住宅ローンに一本化できる「おまとめローン」を利用するといいでしょう。
こちらでは一般的にかかる費用を挙げていますので、購入する物件によってはイレギュラーにかかる費用も出てくる可能性があります。
不動産業者さんやハウスメーカーさんからいただいた、詳細な見積りを自分たちだけで読み解いていくのは、なかなか難しい部分もあると思います。
私たちいえカウンターでは、見積り診断も行っております。
不要な経費が乗せられていたり…必要な設備や費用が入っていなかったり…
契約後に予算が上がってしまうことが無いように、完全公平・中立な第三者の立場からサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。