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団信加入による生命保険のかけすぎとは?

仙台の住宅相談窓口 いえカウンターです。

住宅ローンを組んだら、生命保険が付いてくることはみなさんご存じでしょうか?

 

団体信用生命保険(団信)

住宅ローンを返済している間に万が一のことがあった場合にローンの残りの金額を返済してくれる役目の保険です。

一般的な団信の保険料は、住宅ローンの金利に含まれており、別途保険料を負担する必要はありません。

 

住宅ローンの返済期間は長いため、何が起こるかわかりません…

万が一の時に、ローンの支払いは0円になって、家族を守る家は残してくれる

団信はお守りのような保険とも言えますね。

 

保険会社で扱っている生命保険と同じようにさまざまな保障内容を追加でかけることも可能で、各金融機関によって内容もさまざまです。

一般的な団信は死亡や高度障害が発生した場合に、保険によってローンの残高が0円になるという内容となっています。

 

例えば、宮城県の地方銀行ではこのような特約付きの団信があり、一定の健康状態になった場合にはローンの残高が0円になります。

 

●「ガン団信特約」:ガンと診断確定された場合

※ガン(=悪性新生物)により所定の状態になった場合のみ

●「3大疾病保証特約」:ガン・急性心筋梗塞・脳卒中と診断確定された場合

※上記の3大疾病により、所定の状態になった場合のみ

●「連生団体信用生命保険」:連帯債務者の一方が死亡や高度障害となった場合

※通常は持分割合分しか完済されません

 

生命保険と一緒で加入には健康状態や年齢など一定の条件があります。

持病や治療中の病気がある場合は、「引受条件緩和型団信(ワイド団信)」という

健康状態の条件が緩和されたものに加入できる場合もあります。

特約付きの団信の保険料は金利に+0.2%~0.4%など上乗せして、保障をプラスするようなしくみになっています。

 

住宅ローンの借入額(団信の保障額)や返済期間(保険期間)などによっては、

同様の保障が付いている生命保険に加入をするよりも、コストパフォーマンスが良い場合もあります。

ただ、団信は住宅ローンの残高に合わせて保障額が減少していくという、

注意点も忘れずに考えましょう。

 

現在加入している生命保険がある場合は、団信の保障内容と合わせて確認が必要です。

・どんなリスクに対して、いくら保障されるのか

・いつまで払い続けて、何歳まで保障が続くのか

 

万が一の時に、団信の保障で住宅ローンの支払いは無くなったけど…

残された家族で生活していくための生活費が必要になります。

 

国民全員が加入している公的年金制度にも、生命保険のような役割があります。

「遺族年金」を一定期間は受け取ることができるので、生活費の保障として考えることができます。

 

「遺族年金」だけでは十分な生活費を確保するのは難しいので、不足分を補うのが

自分たちで備えていく生命保険の必要な保障額です。

 

住宅ローンを組む=団信に加入するタイミングで、

万が一の備えが十分な保障額になっているのか?それとも「かけすぎ」になっているのか?

しっかりと見直すことで、万が一のリスクに備えて安心に暮らすことができたり、

無駄な支出を削減できたりします。

 

 

自分たちの加入している保険の保障ってどうなっているの?

どの団信を選んだらいいの?

わからないことも多いと思います。

私たちは生命保険の「適正化」のお手伝いもいたしますので、お気軽にお声がけください。