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住宅ローンの最近の傾向は?

仙台の住宅相談窓口 いえカウンターです。

住宅を購入する上で「大事なこと」は何でしょうか?

 

新築一戸建てなら間取りやデザイン、土地探しなどなども重要なことだと思います。

“住宅ローンをどのように組めばいいのか“ も大切なことではないでしょうか。

家の引き渡しはあくまでもスタートです。家計のためにも、どのようなプランが自分たちには合っているのか、しっかりと考えて住宅ローンを選んでいきましょう。

住宅ローンの金利タイプは3種類あります。

「変動型」

・金利は通常、半年ごとに見直されている

・返済額は5年ごとに見直される

・見直し後の返済額は増えても従前の1.25倍以内というルールがある

 

「固定期間選択型」

・借入当初から一定期間中の金利は固定される

・固定期間は金融機関によって異なり、2年・3年・5年・10年など

・固定金利期間終了後は、変動型や、再度、固定期間選択型を選ぶことができ、

その切り替え時点の金利で返済額が再計算される

 

「全期間固定型」

・借入期間中の金利も返済額も固定されている

・フラット35の場合は融資本申込時の金利が適応される

 

最近住宅購入をしている人は、どの金利タイプを選んでいるのでしょうか…?

(独)住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者の実態調査(2021年10月調査)」によると、

利用した金利タイプは「変動型」が第1位(67.4%)、「固定期間選択型」が第2位(21.7%)、「全期間固定型」が第3位(10.9%)という結果でした。

 

「変動型」「固定期間選択型」の金利タイプを選んだ場合は、5年または固定期間ごとにプランを見直して、選択することができるメリットがあります。半面、返済額はプランを見直すごとに変わる可能性があることには注意が必要です。

「全期間固定型」の金利タイプは文字通り、返済額がずっと変わらないため、返済計画は立てやすいというメリットがあります。金利については、変動金利に比べて高く推移していることや、フラット35の場合は融資を実行する月の金利が適応金利となるケースが多いので、事前審査時には適応金利がわからない場合もあります。

 

また、住宅ローンの借り入れ先を選んだ理由(決め手)については、銀行ローンの利用者は「金利が低い」が70.8%と最も多く、「団体信用生命保険の充実」(20.2%)、「住宅・販売事業者の勧め」(18.4%)が上位にランクインしています。一方、全期間固定金利のフラット35利用者においては、「返済額を確定しておきたかった」が最も多くて46.3%、「金利が低い」(36.6%)、「フラット35S利用時の建物審査の安心感」(28.5%)が次いでランクインしていました。

 

各金融機関さんによって、審査基準や金利条件・団体信用生命保険の内容なども異なります。

そして、より多くのみなさんに住宅ローンを借りてほしいので、さまざまな商品やサービスを提供しています。何を選んだらいいか違いがわからない、そんな中で選んだ住宅ローン商品によっては、損をしてしまうことあるかもしれません…

 

数ある金融機関さんの中で、自分たちに合っているところはどこなのか、全て自分たちだけで調べていくことはなかなか大変な作業だと思います。わたしたち、いえカウンターは、住宅購入の前の住宅ローン相談をはじめ、現在返済中の方のお借換え相談についてもご案内させていただいております。少しでも悩んでいることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

出典 住宅金融支援機構HP「住宅ローン利用者の実態調査(2021年10月調査)」参照

調査対象:2021年4月~9月までに住宅ローン(フラット35含む)を借入れた20歳以上60歳未満の方(有効回答数1,577件)